ヘマタイトの意味

ヘマタイトは赤鉄鉱ともいい、酸化鉄でできた鉱物です。主に銀灰色で、ガンメタリックな光沢を持つクールなパワーストーンです。ヘマタイト自体はとてもありふれた鉱物で、地球上のどこででも採掘することが可能ですが、中には美的価値の高い宝石質のものもあり、そういったものはブラックダイヤモンドと呼ばれて流通することもあります。特に品質の高いものはメキシコやブラジル、アメリカやカナダなどで産出されます。

名前の由来は、ギリシア語の「hema(血)」にちなんでいます。これは赤鉄鉱を削ると真っ赤な粉末を吹きだすからで、それがまるで血液のように見えるからだといわれています。

ヘマタイトは、古来には、ギリシア神話の戦いの神「マルス」の石といわれ、勝利に導いてくれると考えられており、戦場に赴く男性たちがお守りとして身につけたと伝えられています。マルスは、戦闘を象徴する好戦的な神ですが、陰湿な性質はなく、理想の青年像として庶民に慕われた神様です。

また、ヘマタイトは、研磨すると銀色の光沢を帯びるため、鏡の代用品としても使われました。